河北新報 半田晴久(深見東州)掲載

視覚障害者が熱戦/仙台でブラインドゴルフ大会/生きがいづくりにも一役 感覚研ぎ澄ませ、ナイスショット

2002.07.12

 

視覚障害者が熱戦/仙台でブラインドゴルフ大会/生きがいづくりにも一役

感覚研ぎ澄ませ、ナイスショット

 

 目の不自由な人々がプレーを楽しむブラインドゴルフ・ジャパン・ツアー東北大会が10日、仙台市泉区の泉 パークタウンゴルフ倶楽部であった。

 

 視覚を失った人々の生きがいづくりや自信回復につなげてもらおうと、日本盲人ゴルフ振興協会(深見東州名 誉会長)が主催。仙台市内や関東から目の不自由な10人と健常者2人が参加した。

 

 ブラインドゴルフは、目の役割となるボランティアが参加者に一人ずつ付き添ってコースを回る。ルールは一般のゴルフとほぼ同じで、健常者と同じ道具、同じ環境でできるのがほかのスポーツとの違いだ。

 この日はあいにくの大雨で、18ホール回る予定を9ホールに変更。参加者はボランティアと「二人三脚」でコースを回り、芝の感触や風向きなど確かめながら勢いよくスイングしていた。